予想外の妊娠ですが、極上社長は身ごもり妻の心も体も娶りたい
 消え入りそうな声で言って、両手で顔を隠してしまう。

 恥ずかしくて仕方ないというその様子と、仕事中の彼女とのギャップに、ぐっと愛おしさが増した。

「どうしてほしい?」

 体をかがめ、わざと焦らすように耳元で問いかける。

「わかっているくせに……っ」

 指の間から非難めいた視線をむけられ、加虐心があおられた。

「言わせたいんだよ」

 欲情を含んだ声でささやくと、吉木は「うぅ……」と唇を噛む。

 しばらくこちらを睨んでから、おずおずと口を開いた。

「……お願いだから、いれてください」
「了解」

 小さく笑って白い太ももに手をかける。

「あっ」

 吉木が細いのどをのけぞらせ、かすかに悲鳴をあげる。

「痛いか?」

 問いかけに、吉木は唇を噛みながら首を左右に振る。

 圧迫感で声も出せないのか、ぎゅっとつぶった目じりには涙が浮かんでいた。

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