予想外の妊娠ですが、極上社長は身ごもり妻の心も体も娶りたい
 だって。柊人さんがかっこよすぎるから……。と反論しようとしたけれど、両手で頬を包まれ、ついばむように何度もキスをされて言葉にはできなかった。

「ん、柊人、さん……っ」

 次第に深くなるキスに、理性がとろけていく。



 気持ちがいい……。

 そう思ったとき、お腹がぽこんと動いた。

 
 私を抱きしめていた柊人さんをキックするように、赤ちゃんが動く。
 
 その激しさに、思わずふたりで顔を見合わせた。


「今、思いきり俺を蹴ったよな」
「きっと、朝からイチャイチャするなって怒っているんですよ」

 私がくすくす笑うと、柊人さんは少し不満そうな顔をする。

「もう少しキスしていたかったのに」
「こんなことをしていてお仕事に遅れたら、長江さんに怒られちゃいますよ」

 私の言葉を聞いて、柊人さんはため息をついた。

「じゃあ、仕方ないから仕事に行くか」
「はい、いってらっしゃい」
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