予想外の妊娠ですが、極上社長は身ごもり妻の心も体も娶りたい
 もっともっと甘やかしてかわいがって、ぐしゃぐしゃになるまで抱きつぶしてやりたくなる。
 
 はぁっと湿った吐息をもらして、手を伸ばし吉木の頬をなでた。

「大丈夫か?」

 彼女ははじめての緊張と快感に翻弄されたせいで、ぼうっとしているんだろう。

 子供のような無防備な表情でこくんとうなずいたけれど、その焦点はぼやけたままだった。

 無理をさせすぎたかな、と思いながら身を引く。

 すると、吉木が「んんっ」と声をあげた。

「出ていかないでって、ねだってるみたいだな」

 思わず笑うと、吉木は我に返ったように真っ赤になる。

「す、すみません。体が勝手にっ」
「別に、責めてるわけじゃない」
「だけど。はじめてなのに、こんなに気持ちよくなっちゃうなんて……」

 涙目でそう言う彼女に、一度は収まった欲望が再び沸き上がる。

「お前なぁ……」

 舌打ちまじりにそうつぶやく。

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