予想外の妊娠ですが、極上社長は身ごもり妻の心も体も娶りたい
 ぐっすりと眠る吉木を見下ろし、体をかがめて髪にキスを落とす。

 すると、ポケットに入れていたスマホが震えた。
 
 きっと弟の綾人からの連絡だろう。

 いい加減、実家に向かわなくては。
 
 俺は後ろ髪を引かれながら、ため息をついて立ち上がり部屋を出た。
 
 
 



 きっと目が覚めたら、彼女から連絡してくれるだろうと思っていた。
 
 それなのに、翌週仕事がはじまるまで、一切連絡はなかった。
 


 まぁ、彼女は恋愛に慣れてないようだったから、きっと照れて動揺しているんだろう。
 少し冷静になる時間がほしいのかもしれない。
 
 正直俺も、仕事のパートナーである秘書を抱くつもりなんてなかったから、少しも動揺していないと言えば嘘になる。

 彼女からの連絡を待つ間、何度もあの夜のことを考えた。
 
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