予想外の妊娠ですが、極上社長は身ごもり妻の心も体も娶りたい
社外取締役との約束の場所は、ロベールの希望で上質の和牛が食べられる鉄板懐石の店だった。
昼食からしっかり肉を食べたがる彼は、五十代半ばなのに若々しく食欲も旺盛だ。
約束通りの時間に現れた彼は、俺の横に控える辻を見て首をかしげる。
「あれ、今日は香澄ちゃんと一緒じゃないんだネ?」
フランスの高級百貨店の会長を務めている彼は、国民性なのかそれとももともとの気質なのか、女性に対して距離が近い。
吉木を名前で呼ぶ馴れ馴れしさに、少しむっとする。
そんな俺の横で、辻が丁寧に頭を下げ名刺を差し出した。
「申し訳ありません。本日は私、辻が同行させていただいております」
「安季子ちゃん、よろしくネ。ショートヘアがとっても似合うクールビューティーさんだネ。柊人くんの秘書はみんな美人でうらやましいよ」
ロベールは名刺を確認すると、さっそく辻を下の名前で呼んだ。
昼食からしっかり肉を食べたがる彼は、五十代半ばなのに若々しく食欲も旺盛だ。
約束通りの時間に現れた彼は、俺の横に控える辻を見て首をかしげる。
「あれ、今日は香澄ちゃんと一緒じゃないんだネ?」
フランスの高級百貨店の会長を務めている彼は、国民性なのかそれとももともとの気質なのか、女性に対して距離が近い。
吉木を名前で呼ぶ馴れ馴れしさに、少しむっとする。
そんな俺の横で、辻が丁寧に頭を下げ名刺を差し出した。
「申し訳ありません。本日は私、辻が同行させていただいております」
「安季子ちゃん、よろしくネ。ショートヘアがとっても似合うクールビューティーさんだネ。柊人くんの秘書はみんな美人でうらやましいよ」
ロベールは名刺を確認すると、さっそく辻を下の名前で呼んだ。