■王とメイドの切ない恋物語■
「あー、もう本当楽しいよーっ」
私は、海水でびしょ濡れのまま、砂浜に転がった。
気持ちいい。
それを見て、エリックも隣に転がり込んでくる。
「リリア、弾けすぎ。めちゃ面白いわ」
エリックは、寝転んだまま、伸びをした。
「来てよかったよ、すごい楽しいもん」
砂をつまんで、サラサラ落としてみる。
「そうだな、俺も来てよかったよ」
エリックも嬉しそうに目を閉じた。
エリックって、本当に海が似合うと思う。
焼けた肌に、たくましい体。
まさに夏男って感じだ。
ちらっとエリックを見る。
エリックは、まだ目を閉じている。
ちょっとイタズラしちゃおかな。
私は、そーっと起き上がり、エリックの額に小さい貝を並べてみた。
ぷぷぷ
笑いが込み上げてくる。
男らしいエリックと、可愛い貝が非常にミスマッチだ。
もっと並べようと、エリックに近づいた時、
「リリアーっ」
エリックが目を開け、起き上がり私を押し倒した。
「リリア、俺が気付いてないとでも思ったわけ?」
エリックがニヤリとした。
そんなエリックの顔を見上げたら、なんと、貝がまだ額にくっついていた。
「ぷぷぷーっ」
笑いが止まらない。
「なんだよー」
エリックが私を見る。
「だって、だってまだ貝が、ひたいに!あはははは」
笑いすぎて、涙が出てきた。
「本当によー、リリアには、かなわないな」
エリックが、手で額をはらう。
私は、海水でびしょ濡れのまま、砂浜に転がった。
気持ちいい。
それを見て、エリックも隣に転がり込んでくる。
「リリア、弾けすぎ。めちゃ面白いわ」
エリックは、寝転んだまま、伸びをした。
「来てよかったよ、すごい楽しいもん」
砂をつまんで、サラサラ落としてみる。
「そうだな、俺も来てよかったよ」
エリックも嬉しそうに目を閉じた。
エリックって、本当に海が似合うと思う。
焼けた肌に、たくましい体。
まさに夏男って感じだ。
ちらっとエリックを見る。
エリックは、まだ目を閉じている。
ちょっとイタズラしちゃおかな。
私は、そーっと起き上がり、エリックの額に小さい貝を並べてみた。
ぷぷぷ
笑いが込み上げてくる。
男らしいエリックと、可愛い貝が非常にミスマッチだ。
もっと並べようと、エリックに近づいた時、
「リリアーっ」
エリックが目を開け、起き上がり私を押し倒した。
「リリア、俺が気付いてないとでも思ったわけ?」
エリックがニヤリとした。
そんなエリックの顔を見上げたら、なんと、貝がまだ額にくっついていた。
「ぷぷぷーっ」
笑いが止まらない。
「なんだよー」
エリックが私を見る。
「だって、だってまだ貝が、ひたいに!あはははは」
笑いすぎて、涙が出てきた。
「本当によー、リリアには、かなわないな」
エリックが、手で額をはらう。