俺様社長と溺愛婚前同居!?
「賢人さんは、私にとても親切にしてくれたよ。本当に申し訳ないくらいに……」
「もし変なことしてたらぶっ飛ばしてやろうと思ったけど、それは大丈夫なんだね?」
「うん、全然」
一緒に寝ても、手を繋ぐくらいで……。
でもその手を繋いで寝るのがすごくドキドキしたっけ。賢人さんの体温を感じるだけで、胸がぎゅっと掴まれたみたいになっていった。
少しずつ、ゆっくりと距離が近づいて、もっと近づきたいと思いほどになっていた。
「それってさ……賢人さん、本気だったんじゃないの?」
「え?」
「だって、超女嫌いだって噂だった人じゃない。それなのに、結花のことをテリトリーに招き入れて可愛がるなんて、好きじゃないとしないと思う」
「いやいや……それは、私が賢人さんにとって無害だから」
「無害だからって、可愛がるようなことをするかな? わざわざ一緒に住もうなんて言い出さないと思うけど」
夫婦らしくしようと提案されて、一緒の時間を過ごしていたことを思い出す。
俺に慣れてほしいとお願いされて、抱き締められたこと、キスをされたことは、特別な人にしかしないようなことかもしれない。
「結花こそ、賢人さんとちゃんと話し合うべきなんじゃないかな? 好きなら好きって言っていいと思う。賢人さんは遊びでそういうことをする男には見えない」