【完】恋の治療は保健室で〜秘密の遠距離恋愛〜
「瑠衣君、隠しててごめんね」
「いいよ別に。薬師寺さんでしたっけ。何故奏と?」
「君に話すことはないよ。ただ僕は奏が好きなだけ。それだけじゃダメかな?」
「僕、奏にキスしましたよ?」
「それがどうしたんだい?その話はさっき奏から聞いたよ。でももう上書きしちゃった」
「上書きですか」
「怒ったかい?」
「いえ、僕が悪いんで」
「君はまだ奏のことが好きなの?」
「はい」
「いいよ別に。薬師寺さんでしたっけ。何故奏と?」
「君に話すことはないよ。ただ僕は奏が好きなだけ。それだけじゃダメかな?」
「僕、奏にキスしましたよ?」
「それがどうしたんだい?その話はさっき奏から聞いたよ。でももう上書きしちゃった」
「上書きですか」
「怒ったかい?」
「いえ、僕が悪いんで」
「君はまだ奏のことが好きなの?」
「はい」