トライアングル・ビーチ
わたしとまゆきは顔を見合わせ、小走りにみんなの方へ向かった。
砂に埋もれる足がまどろっこしい。嫌な予感で心臓が暴れている。
2メートルの距離まで戻ると、話し声が聞き取れた。
「成田も内藤さんのこと好きって知ってるけど、でも俺……」
「おいおい、バラすなよ」
佐治くんと由良の奥に、成田くんがうろたえた顔で立っていた。
それは、完全な三角形だった。
「――あっはっはっはっ」
隣りでまゆきが笑いだした。その声で我に返った。
さっきよりもおかしそうに笑うまゆきは、そのままバッグを砂の上に放り、ビーチサンダルを脱ぎ捨て、タンクトップとホットパンツを脱ぎ捨てる。その一連の鮮やかな仕草を、わたしはぽかんと見つめた。
「やだもー、やだもー」
誰にともなく叫びながら、黒のビキニ姿になったまゆきは波打ち際へ走ってゆく。そのきれいに引き締まった足首が波に濡れるのを見て、わたしもスイッチが入った。
「あーーーーーっ」
まゆきに負けじと叫びながら、わたしもざぶざぶと海の中へ突っこんでいく。水は意外に冷たく、でも一瞬で肌が慣れる。
波の中で、まゆきともみくちゃになった。
砂に埋もれる足がまどろっこしい。嫌な予感で心臓が暴れている。
2メートルの距離まで戻ると、話し声が聞き取れた。
「成田も内藤さんのこと好きって知ってるけど、でも俺……」
「おいおい、バラすなよ」
佐治くんと由良の奥に、成田くんがうろたえた顔で立っていた。
それは、完全な三角形だった。
「――あっはっはっはっ」
隣りでまゆきが笑いだした。その声で我に返った。
さっきよりもおかしそうに笑うまゆきは、そのままバッグを砂の上に放り、ビーチサンダルを脱ぎ捨て、タンクトップとホットパンツを脱ぎ捨てる。その一連の鮮やかな仕草を、わたしはぽかんと見つめた。
「やだもー、やだもー」
誰にともなく叫びながら、黒のビキニ姿になったまゆきは波打ち際へ走ってゆく。そのきれいに引き締まった足首が波に濡れるのを見て、わたしもスイッチが入った。
「あーーーーーっ」
まゆきに負けじと叫びながら、わたしもざぶざぶと海の中へ突っこんでいく。水は意外に冷たく、でも一瞬で肌が慣れる。
波の中で、まゆきともみくちゃになった。