【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―
「まぁ、ニンジン程度じゃないけどね。君は」
ひとしきり笑い終えた社長は、甘い魅力的な瞳で私を除き込み断言する。
「え?」と首を傾げていると、社長のしなやかな腕が私のウエストに巻き付いてきた。
「――?!」
「そんな君から⋯⋯会えない間のエネルギーが欲しいな」
そう言って、ソファの背に手をつくと、上半身を寄せて顔を近づけてきた。
ちょ、ちょっと⋯
確かに、もう少し恋していたいって言ったけども、
こういうことじゃなくて⋯⋯!
慌ててその胸に手を当てて、ぐっと押した。
「こ、困ります⋯⋯」
「こんな抵抗じゃ、止められないよ。僕だって男だから」