【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―
密室。二人きり。それも漆鷲社長の自宅。
いつも以上の危機を感じてじりじりと後ろへと下がると、それに伴って社長の大きな身体も迫る。
濡れたように輝く、碧色の瞳。
それに見惚れつつ後退していると、私の背中は肘掛けにぶつかり行き止まる。
これ以上、さがれない⋯⋯
するとギシっとソファが軋み、社長の長い腕が肘掛けを掴み、それからもう一方をソファの背において、私を閉じ込める。
覆いかぶさるように迫ってきた社長を、ドキドキしながら見つめていると
「⋯⋯あんまり煽らないで」
勢いよく唇を奪われた。
しかしすぐに眼鏡にカツンと触れて、「これ邪魔」
剥ぎ取ってテーブルに置いたあと、再び覆いかぶさり、食べるような、それから啄むようなキスを施された。
全身が溶かされそうな、優しくて、しっとりと甘いはちみつような甘美な口付け。