【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―
そして、絶品マカロンを堪能し終えたころ。
以外にも、このティータイムを堪能しきっていた私は腕時計を見て、はっとした。
「ゆっくりし過ぎた!」
そろそろバスの時間が最終だと気づいた私は、急いで紅茶を煽る。
漆鷲社長の穏やかさに安心して、つい話し込んじゃった。
あまりこんなことないのに!
それもコンペや仕事への意欲を、熱弁しっちゃったくらいにして。
思い返すと恥ずかしい⋯⋯。
慌ててバックを持って立ち上がると、同時に漆鷲社長も腰を上げた。
「帰りは送っていくから、急がなくても――」
「いえ、それは大丈⋯⋯」
気遣ってくれる社長を制したところで
冷却シートがペラっと剥がれかけていることに気付き、正面に回り込む。