【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―



準備をして外に出ると、ロータリーにはすでに黒塗りのベンツが停車していて、永斗さんにエスコートされるがまま、二人で乗り込む。

運転席には島田さんが座っていた。


「島田、予定通りお願い」

「承知しました」


予定通り?

朝乗ってきた永斗さんの車は?


そんな疑問だらけの私を置いてけぼりに、

短いやりとりのあと、島田さんは安全運転でベンツを滑らせる。


「え、どこに行くんですか⋯⋯?」


永斗さんは満足そうに


「ひみつ」


と、魅力的に微笑んだ。



ひみつ?!

ちょっと、どこに行くの――?!


――――――――




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