【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―

終わりにするはずだったのに

会わないつもりだったのに


怒りに似た熱い感情がふつふつと湧き上がる

そこで距離を取ろうとしたら、すかさず右手首を掴まれた。


「離してください⋯⋯!」

「――――離さない」


宣言とおり、力いっぱい振っても、

叩いても突き放しても

永斗さんは腕を開放してくれない。

何度かそれを繰り返すうちに、とうとう私の中でプツンッと何かが張り裂ける音がした。
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