【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―
それまで、自分を守っていた鎧が、ガラガラと音を立てて崩れていくのが分かった。
頑なに『ダメ』としか言えなかったのに――
グシャグシャの心を包み込んだ上に、受け入れてくれようとする永斗さんの寛大さに。
まさに全面降伏だった。
凝り固まった私のカタブツ頭は
『自分なんかダメ』
『永斗さんの隣は綺麗な人じゃないとダメ』
と決めつけていたけど。
でもそれって、永斗さんの気持ちを無視したもので、一番大切なところを見落としていたんだ。