【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―

「愛してる」


耳元で甘く囁いた彼は、鬱陶しそうに自分のパジャマを頭から引き抜き、纏うものを全て脱ぎ捨てた。


均等の取れた、美しい肉体。


なんども私を包んでくれた、厚い胸元に、割れた腹筋。


まるで誰かが故意に造形した巧妙な人形のような裸体にドキンとした。


触れたくなる⋯⋯。



「綺麗⋯⋯」

「君のほうが綺麗だ⋯⋯」



思わず手を伸ばすと、熱い体が私を抱え込み、身体中の熱を灯すようにふれていく。


唇で舌で。手のひらで。


吸って、舐めて、なぞって


首筋から、胸、おへそ、どんどん下へ。


とっても意地悪なのに、泣くたくなるくらい優しくて。


甘い声が我慢できなくなると、どんどん指先が、舌が性急になって。


いじわるな言葉を耳に注ぎながら、私をトロトロに溶かしてゆく。

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