【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―
そして――
ゆっくりと彼を受け入れていく身体。
「はぁ⋯⋯大丈夫?」
吐息混じりの声で永斗さんが心配そうに、でも焦れたように見下ろしている。
とてつもなく色っぽくて、優雅な王子様にこんな顔させているのは私なんだって思うとゾクっとする。
彼が気を遣ってくれたおかげで、思っていた痛みはないのに、うれしくてホロリと涙がこぼれ落ちた。
熱い舌が、溢れた涙をペロペロとなめて
甘い揺れがはじまって
やがて、永斗さんはひんひん鳴く私を、荒い息遣いと潤んだ碧の瞳で嬉しそうに見下ろす。
熱に揺れる瞳は、いつもより明るく優艶。
とても見ていられない。
「くるみ⋯⋯どこみてるの、こっち向いて」
「―――」
「お願い、僕を見て、名前⋯呼んで。キスしたい―――」
どんどん余裕のなくなっていく、切ない声。
聞いてるだけで、全身から溢れ出る愛おしさ。
そんな声でお願いされたら――⋯⋯