【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―
「ほら⋯⋯はやく」
急かすように、なんどもねじ込まれる身体。
そんな意地悪で、飾らない彼も
好き、大好き
それ以外何も考えられない
「え、いとさん⋯⋯」
「えいとだよ、ほら⋯⋯」
「っ⋯⋯え、いと⋯」
声にならない声で紡ぐと
永斗さんは、私の背中に手を差し込み、そのまま抱き起こした。
「よく、できました」
ご褒美にとっても甘いキスをかわして。
そして力強く私を抱きしめると、身体を大きく震わせた。
「くるみ、愛してる⋯⋯」
「わたし⋯ん―――」
その返事は悪戯な唇に飲まれてしまった。
好きな人と、こうして素肌を触れあうことが
こんなにも満たされるなんて思わなかった。
ひたすら痛いと思いこんでいた行為は、
ひらすら甘美で、淫らで
なのにとても美しい。