【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―
「でも――」
「毎日身につけるものだなら、僕が贈りたい。そう言ったら、手配させてもらえる?」
しぶる私を言いくるめるように、眼鏡が触れるラインを指で、つ――⋯となぞる。
私を気にさせないための甘い言葉だっていうことはわかっているのに
その指が耳にやってくるころには、ドキドキに促されて
「わ、わかりました。お願します」
了承してしまった。
きっと、心のどこかで、永斗さんに選んで欲しいという願望があったんだと思う。