【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―

「ようするに、男性から女性に愛を伝える手段なんですよ。
自分と相手の誕生石だったり、相手の好きな宝石だったりその辺りはさまざまですけど。そんな風に、石を2つ使ってハートの形にするんです。」


確かによく見てみると、しずく型に加工された赤とクリアなキラキラした石が寄り添ってハート型になっている。


「本当ならエンゲージリングとして渡す男性が多いそうですが、先輩の好きな人はずいぶん裕福で独占欲が強い方みたいですねぇ」

「え⋯⋯?」

「だって、普通ならお金もかかるからぁ、眼鏡に入れるなんて思いつきませんよぉ」

「こ、これって本物の宝石なの?!」

「どう見てもルビーとダイヤモンドですよぉ?!」


目を見開いた美久ちゃんは、珍しく強い口調で突っ込む。

予想していなかった回答に、目が回る。

でも、永斗さんなら普通にやってしまいそうで恐ろしい。
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