【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―



「くるみ、こっちにおいで」

「――――」

「早く⋯⋯最高に可愛がりたい」


私の身体を労った永斗さんは、繋がる前にバラの花びらが散らばるベッドの上へと移動した。

私たちは、素肌で向かい合う。

美しい肉体美で、ヘッドに腰掛けた永斗さんは、焦れた表情で「おいで」と腕を広げて。

直視できない私は、少し離れたところで縮こまる。


だ、だって⋯⋯


ものすごくトローンとして。


細いと思った胸や腹筋はとても引き締まって


なのに腰のラインなんて私より細い⋯⋯


って、いや、なにみてんの!


とにかく壮絶な色気がむんむん出てる。


この人は自分の魅力を駆使して、私を自分のいいように動かそうとしている気がする。


お付き合いした経験も、男性経験も、永斗さんしか知らない私にはもしや、手に負えない人物なのでは?


もしかしたら、とても危険な人と結婚の約束をしたのかもしれない。


でも、そんな彼が大好きな私が拒めるわけもなくて、


少し期待⋯⋯

いや警戒しながらじりじり近づくと、手の届く位置に行ったところで、


「⋯⋯ん。いい子」


ひょいと犬のように抱き上げ膝に乗せると、胸に抱き寄せてキスのご褒美。
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