【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―
「⋯⋯だめだ。眠くなってきた」
途中で唇を離して、私の首筋に顔を埋めるように抱きついてくる。
底なしの性欲⋯⋯いや体力だと思っていたけど、きっと相当限界だったに違いない。
その背中に腕を回して、もう一方の手でふわふわの髪をすいた。
「このまま、眠ってください。明日までは仕事ですから」
「ん。ありがとう。くるみにくっついたら安心して⋯⋯」
なにも考えなくていいから。
今夜はゆっくり眠って、永斗さん。
疲れて帰ってきたあなたを、癒やしてあげられる存在になれたら、嬉しい。
私にとって、あなたがそうであるように。
それから大きな身体から寝息が聞こえてきたのはすぐのことだった。
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