【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―

そして、ご両親の対面に永斗さんと並んて腰を下ろしたら、まもなくメイドさんによってダージリンティーが運ばれて、ティータイムのような優雅なひとときが始まった。


とっても私たち二人に興味深そうなご両親は、目をキラキラさせながら、幾度となく質問を繰り返した。


それは、私たちの出会いだったり


仕事のことだったり


真島家のことだったり


ときには、私からお二人のことを訪ねたり、とても和やかな雰囲気だった。


もちろん出会いを聞かれたときには、さすがにごまかしてしまったけど


永斗さんは


『僕が好きだったから、なんとか知り合えるように仕組んだんだ』


なんてとても嬉しいごまかし方をしてくれた。

さすがに、『変質者と勘違いして――』なんてくだりを、こんな穏やかなご両親に話せるわけがない。
< 455 / 489 >

この作品をシェア

pagetop