【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―
「――あぁ、確か⋯⋯ちょっと風味が変わってくるかもしれないけど、私が昔に担当した商品で使ったなかに、低コストでいいものがあったわよ。」
救いの言葉に目を輝かせて、園部は口を開く
「――それ教えてもらえます?」
「医療機関向けの低アレルゲン商品に使っていた原料。⋯⋯あれから改善もしてるし、だいぶ昔だからデーターも無いから⋯⋯書庫に行ってもらえる? メモするから」
「「ありがとうございます」」
普段は厳しい松田主任からの助言に頭を下げた私たちは、メモを頼りにその足で資料室へと向かった。