君に恋するのはいけないけれど。
  

  蒼が私をかばって刺された。血がすごかった。まわりから叫び声が凄い聞こえた。

  「蒼、ごめん。やだよ。行かないで。」


  蒼は私の手をにぎったまま目を閉じた。もう蒼の声が聞こえなくなった。その時、私も意識を失った。


          




      めを開けた時は病院にいた。

    「蒼は?蒼は?」



    (緊急治療室にいるよ。危ないかもしれない。)

  蒼を見に行った。蒼は意識がなかった。私のせいで。許されないんだ。



             一ヶ月後


  蒼がめを開けた。助かってよかったって思った。でも、蒼のお腹の傷痕は一生直らない傷だった。私は蒼につけてはいけないきずをつけてしまった。


  
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