結婚から始めましょう。
そんな複雑な心境でいたある日、蓮からパーティーの出席を言い渡された。
「今度、社内で慰労を兼ねたパーティーがあるんだけど、そこで桃香のお披露目をすることになった」
私達の結婚は、社内報を通じて知らされていた。けれど特に秘書課の方々には、後の披露宴で協力してもらうこともあるからと、挨拶を兼ねてきちんとお披露目することになったようだ。
カサブランカでは、陽子が会社を立ち上げた当初から、年に1回社員を労う目的のパーティーを開いているらしい。それは蓮の代になっても踏襲されている。
大掛かりなものではないとは言うけれど、場所はオフィスビル56階のVIPラウンジを貸し切って開かれるし、ドレスアップしての参加と聞くと、とても気軽なものとは思えない。
「今度、社内で慰労を兼ねたパーティーがあるんだけど、そこで桃香のお披露目をすることになった」
私達の結婚は、社内報を通じて知らされていた。けれど特に秘書課の方々には、後の披露宴で協力してもらうこともあるからと、挨拶を兼ねてきちんとお披露目することになったようだ。
カサブランカでは、陽子が会社を立ち上げた当初から、年に1回社員を労う目的のパーティーを開いているらしい。それは蓮の代になっても踏襲されている。
大掛かりなものではないとは言うけれど、場所はオフィスビル56階のVIPラウンジを貸し切って開かれるし、ドレスアップしての参加と聞くと、とても気軽なものとは思えない。