結婚から始めましょう。
記入してもらった書類を元に、一つ一つを確認していく。

「純也さんはご長男ですが、将来的にも同居はないのですね?」

「はい。すでに姉夫婦が同居していますし、親は将来入居するホームも、既に押さえています」

「そうですか。お相手の両親とも同居はなしと……」

「万が一介護が必要となった時、金銭面の援助は可能だと思いますけど、同居や実際に介護の手伝いとなると無理だと思います」

正直な回答だし、自分ばかり求めるわけでもない。平等で良いと思う。

「お相手の方は、専業主婦でも兼業でも大丈夫なんですね?」

「そうですね。ただ、私自身、平日は家事をすることは難しいと思うので、専業でなければ家政婦の依頼も検討します」

「もしお子さんが生まれたら?」

「そういう時は、育休の制度がありますし、時短やテレワークが可能なので、できる限り活用します。あと、職場の保育室も利用可能なはずです」


それからさらに踏み込んだことを聞き、1時間半ほどで面談を終えた。



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