結婚から始めましょう。
それから、電話を終えて戻ってきた幸太郎と共に部屋を移り、3人で豪華なランチを頂いた。
幸太郎の奥様は何年か前に亡くなっており、こうして孫が仕事を離れて訪ねてくれることが何よりの楽しみだという。
「挙式や披露宴は、こっちでスケジュールを調整させてもらうよ。桃香さん、秋葉の事情ばかりですまないね」
「いえ、大丈夫ですよ」
「ありがとう。落ち着いたら2人だけで思うような式を挙げてもいいし、新婚旅行にも行かないとな。蓮、私からのお祝いはそれにさせてもらうぞ」
それにって……新婚旅行や挙式ってこと?贈り物のスケールが違うと思う。
「おじいさん、ありがとう」
「桃香さんも、遠慮はいらんからな。希望を考えておいて」
「は、はい」
幸太郎は、話してみれば秋葉グループの会長なんて微塵も感じさせない好好爺だった。
きっと、蓮もたくさん可愛がってもらったのだろう。彼の柔らかな表情がそれを物語っている。
「またいつでも遊びに来るんだぞ」
そんな心温まる言葉をもらい、お宅を後にした。
幸太郎の奥様は何年か前に亡くなっており、こうして孫が仕事を離れて訪ねてくれることが何よりの楽しみだという。
「挙式や披露宴は、こっちでスケジュールを調整させてもらうよ。桃香さん、秋葉の事情ばかりですまないね」
「いえ、大丈夫ですよ」
「ありがとう。落ち着いたら2人だけで思うような式を挙げてもいいし、新婚旅行にも行かないとな。蓮、私からのお祝いはそれにさせてもらうぞ」
それにって……新婚旅行や挙式ってこと?贈り物のスケールが違うと思う。
「おじいさん、ありがとう」
「桃香さんも、遠慮はいらんからな。希望を考えておいて」
「は、はい」
幸太郎は、話してみれば秋葉グループの会長なんて微塵も感じさせない好好爺だった。
きっと、蓮もたくさん可愛がってもらったのだろう。彼の柔らかな表情がそれを物語っている。
「またいつでも遊びに来るんだぞ」
そんな心温まる言葉をもらい、お宅を後にした。