気まぐれな猫と俺様束縛系飼い主のちょっと危険で甘い生活
もう一方の相楽組は、昔ながらの下町の組。
組長も高齢で後を担う若頭が組を回しているのだが・・組員の目が濁って
いる。
クスリに関わっているのは間違いないのだが、大元ではないと私の第六感
が言っている。
どちらにしても確証が欲しい。
そう考えているとポケットの中のスマホがバイブする。
画面には「黒瀬 蓮」の文字・・・訝し気に思いながらもスマホを耳に当てた。
「明日、八時に迎えに行く。」
耳に心地良い低音ボイスなのだが・・・簡潔に要件のみ告げると、こちらの
返事も待たずに切れてしまった。
「・・ハァ~?」
私は、呆気にとられ暫しの間、暗くなったスマホの画面を見ていた。
その後、気を取り直した私は、公園の地面に転がっている売人の後処理を黒瀬組
にメールして、公園から立ち去った。
組長も高齢で後を担う若頭が組を回しているのだが・・組員の目が濁って
いる。
クスリに関わっているのは間違いないのだが、大元ではないと私の第六感
が言っている。
どちらにしても確証が欲しい。
そう考えているとポケットの中のスマホがバイブする。
画面には「黒瀬 蓮」の文字・・・訝し気に思いながらもスマホを耳に当てた。
「明日、八時に迎えに行く。」
耳に心地良い低音ボイスなのだが・・・簡潔に要件のみ告げると、こちらの
返事も待たずに切れてしまった。
「・・ハァ~?」
私は、呆気にとられ暫しの間、暗くなったスマホの画面を見ていた。
その後、気を取り直した私は、公園の地面に転がっている売人の後処理を黒瀬組
にメールして、公園から立ち去った。