気まぐれな猫と俺様束縛系飼い主のちょっと危険で甘い生活
そう言いつつも、求められればついつい応えてしまうのだが・・・。

「ねえ、蓮って性欲強いよね。
 昔からそうだったの?」

今日も2Rを終え、蓮の腕枕で情事の余韻に浸る中、ポロリと本音が出た。

「あ~。」と言って私の首に顔を埋める。

「それなぁ、俺も最近そう思ってた。
 今までそんなこと無かったんだが・・・。
 つーか、玲といるといちいち反応しちまうんだから、しょうがないだろ。」

「そ、そうなんだ・・。」

オイオイ、お互いちょっと顔、赤くない?

散々することしておいて、この反応って・・・恥ずかしい!!

「・・もう、寝よう。」

「そ、そうだな。おやすみ。」

「うん、おやすみ。」


そして、今日も夜は更けていった。

< 61 / 104 >

この作品をシェア

pagetop