気まぐれな猫と俺様束縛系飼い主のちょっと危険で甘い生活
まさか、ここで本物にお目にかかれるとは・・・。
噂のキングはこいつかと、繁々と眺めていた。
二階から一階に続く螺旋階段を三人はゆっくりと歩いて降りる。
すると、不意にキングが目線をフロアに向けた。ゆっくりと端から目線を
動かしていたが、私達のいるカウンターを見たところで視線が止まる。
‟ エッ・・・”
キングが真直ぐに自分を見ている。
眼光鋭く、圧倒するオーラがここまで届く。
自分とキングの視線が絡む・・・瞬間、さっきまでの大音響が聞こえなくなり
身体に電流が走ったような衝撃を感じる。
‟ これは・・・何?何が起きている!?”
初めて感じる感覚に戸惑いしか感じない。
次の瞬間には、キングの視線は外されホッと息を吐いた。
キングは一階のフロアーに降りると、カウンターにいる私の横をスッと通り
過ぎて店を出て行った。
キングの通った後には、甘くスパイシーな危険な香りが漂っていた。
噂のキングはこいつかと、繁々と眺めていた。
二階から一階に続く螺旋階段を三人はゆっくりと歩いて降りる。
すると、不意にキングが目線をフロアに向けた。ゆっくりと端から目線を
動かしていたが、私達のいるカウンターを見たところで視線が止まる。
‟ エッ・・・”
キングが真直ぐに自分を見ている。
眼光鋭く、圧倒するオーラがここまで届く。
自分とキングの視線が絡む・・・瞬間、さっきまでの大音響が聞こえなくなり
身体に電流が走ったような衝撃を感じる。
‟ これは・・・何?何が起きている!?”
初めて感じる感覚に戸惑いしか感じない。
次の瞬間には、キングの視線は外されホッと息を吐いた。
キングは一階のフロアーに降りると、カウンターにいる私の横をスッと通り
過ぎて店を出て行った。
キングの通った後には、甘くスパイシーな危険な香りが漂っていた。