気まぐれな猫と俺様束縛系飼い主のちょっと危険で甘い生活
「何であのクソ女に触らせてんのよ!」

私が言うと、蓮は一瞬キョトンとした顔をしてから嬉しそうに
「それって、もしかして、嫉妬か?」と言ってきた。

「そうよ。蓮は私のものでしょ。
 私、結構嫉妬深いみたいだから、私のものを触られるのはイヤなの!
 だから、私に近づかないで。」

「無理だ!」

は!?即答ですか?

そう言ったかと思うと、私の腕を掴みソファーに引っ張った。

「玲に触れないなんて無理だ!何の拷問だよ。
 大体、一週間禁欲だと!
 冗談でもそんなこと言うな、俺が狂ってもいいのかよ。」

「は~?そんなことで狂うわけないでしょ!」

「俺は狂うんだよ。」

口調や態度は荒々しいのに、私には優しく甘いキスをする。


全くこの男は・・・らしくない。

そう思いながらも、嬉しいと感じている私も・・・らしくない。




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