気まぐれな猫と俺様束縛系飼い主のちょっと危険で甘い生活
目が覚めると、まだ窓の外は薄暗く夜明け前だった。

隣には愛おしい男が眠っていた。

その顔を見れば、目の下にクマを作り少し痩せたように感じる。

きっと、辛かったのは私だけじゃなくて、蓮も辛かったんだとその姿で
実感できた。

結局、砂浜から同じホテルの蓮の部屋(スイート?)に連れてこられて
今までの分、たっぷり愛された。

身体を重ねている間、蓮は私の名前を何度も何度も口にしていて、それと
同じくらい「愛してる」と囁き続けた。

「蓮、起きて・・・。」

「・・あ・・どうした?」

まだ眠そうな蓮には悪いと思ったが、どうしても黙っていなくなるわけには
いかないと、声を掛けた。

「私、まだ修学旅行中なの。
 必ず蓮の元に帰るから、蓮は先に帰って待ってて。」

一瞬不安気に瞳が揺らいだが、直ぐに目に力が戻る。

「分かった。修学旅行、楽しんでこい。
 玲の帰る場所は、飼い主の俺の所だけだ。」

「うん!」

私はシャワーを浴びると蓮にキスをして自分の部屋に戻っていった。


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