終わりから始まる恋
酔っ払った彼女を担ぎながら帰り道を歩く。
彼女が小さく唸った。
「おっ、起きたか??」
彼女はまだうつらうつらしながら口を開く。
「ねぇ、さっきの話だけど…私は高校の時から貴方が好きだった。だからサークルの飲み会で再会した時、今しか無いと思ったの。あの夜の出来事は私のせいで起きた事なの…ご、ごめんなさい…。」
あの朝、花守が謝ってた理由はこの事だったのか。
「あの時はどうか知らねぇが今は俺の意思でお前の隣にいるから気にすんじゃねえ」
照れながら彼女の方を振り向く。
彼女は静かに寝息を立てていた。
「って、聞いてねぇーのかよ」
空回りかよ。はぁ〜と溜息をついて空を見上げた。綺麗な満月だった。
普段なら言わないようなことを勇気を出して言ったのになあー。
俺は落胆しながら家路に着いた。
彼女が小さく唸った。
「おっ、起きたか??」
彼女はまだうつらうつらしながら口を開く。
「ねぇ、さっきの話だけど…私は高校の時から貴方が好きだった。だからサークルの飲み会で再会した時、今しか無いと思ったの。あの夜の出来事は私のせいで起きた事なの…ご、ごめんなさい…。」
あの朝、花守が謝ってた理由はこの事だったのか。
「あの時はどうか知らねぇが今は俺の意思でお前の隣にいるから気にすんじゃねえ」
照れながら彼女の方を振り向く。
彼女は静かに寝息を立てていた。
「って、聞いてねぇーのかよ」
空回りかよ。はぁ〜と溜息をついて空を見上げた。綺麗な満月だった。
普段なら言わないようなことを勇気を出して言ったのになあー。
俺は落胆しながら家路に着いた。