終わりから始まる恋
今日は久しぶりに海斗が家に来る日だ。
インターホンが鳴り、ドアを開ける。
「よっ!久しぶりだな!」
そう言ってヘラヘラ笑っているのは相変わらずだな。
海斗を部屋に通して、俺はコーヒーとお茶菓子の準備をした。
「ブラックでいいか?」
俺の問いかけに
「おお」
と短く答える。
インスタントコーヒーにお湯を注ぐ。
お湯を注ぐとコーヒーの匂いが部屋に充満する。
準備を終えるとそれをもってリビングに行った。
コトンっとコーヒーを海斗の前に置いた。
「お前、相変わらず甘ったるいコーヒーなんだな」
変わんねぇーなーって言いながら海斗はコーヒーを飲んでいた。
俺は昔から砂糖をたっぷり入れたコーヒー牛乳が好きだ。
「うるせぇ」
そう言いながら自分も一口飲んだ。
口一杯に甘ったるい味が広がる。
この甘さがまた癖になる。
一通り近況報告をした後、海斗がすみれとどうなってるかを聞いてきた。
俺は黙り込んでしまった。
「おいおい、どうした?そんな辛気臭い顔して」
「……に…お……っ……た。」
「は?聞こえねぇーよ!」
「だから!未だにすみれに片思いって思われてるんだつーのっ!!」
だっーーーはっはっ
海斗の笑い声が響くわたる。
「未だに、ブボォっ、ご、ごめん笑。片思いって笑。お前まだ好きって伝えてなかったのかよ笑」
あの日のことを簡潔に伝えた。
ヒーヒー言いながら海斗は笑い転げている。
「うるせぇー。」
チッと舌打ちをしながら睨んだ。
「ちょっ笑。活気がねぇーよ笑。伝えるタイミングなんていつでもあっただろ?愛し合ってる時とか笑」
「もしヤってる時に愛してるなんて言ったら、あ、こいつヤリモクなのかとか思いそうだろおおおお?」
「まあなー笑。じゃあ、いつ言うんだよ」
「俺なりに考えてるつーの!!」
「まあ、なんだ、拗れる前に伝えろよ」
分かってるつーの。
俺も何度か伝えようとしたが、尽くスルーされるか、勘違いしやがる。
はぁぁぁ〜と大きめの溜息をついて机へ項垂れた。
それを見ながら海斗は俺の頭をバシバシ叩いていた。
体勢を整えながら
「そーいや、お前は彼女とどうなんだよ」
「え?俺?俺は素直だから彼女と拗れたりしなーいの!ずっとラブラブだぜ」
俺とは違うんだと言わんばかりに頭をフルフル振って答えていた。
インターホンが鳴り、ドアを開ける。
「よっ!久しぶりだな!」
そう言ってヘラヘラ笑っているのは相変わらずだな。
海斗を部屋に通して、俺はコーヒーとお茶菓子の準備をした。
「ブラックでいいか?」
俺の問いかけに
「おお」
と短く答える。
インスタントコーヒーにお湯を注ぐ。
お湯を注ぐとコーヒーの匂いが部屋に充満する。
準備を終えるとそれをもってリビングに行った。
コトンっとコーヒーを海斗の前に置いた。
「お前、相変わらず甘ったるいコーヒーなんだな」
変わんねぇーなーって言いながら海斗はコーヒーを飲んでいた。
俺は昔から砂糖をたっぷり入れたコーヒー牛乳が好きだ。
「うるせぇ」
そう言いながら自分も一口飲んだ。
口一杯に甘ったるい味が広がる。
この甘さがまた癖になる。
一通り近況報告をした後、海斗がすみれとどうなってるかを聞いてきた。
俺は黙り込んでしまった。
「おいおい、どうした?そんな辛気臭い顔して」
「……に…お……っ……た。」
「は?聞こえねぇーよ!」
「だから!未だにすみれに片思いって思われてるんだつーのっ!!」
だっーーーはっはっ
海斗の笑い声が響くわたる。
「未だに、ブボォっ、ご、ごめん笑。片思いって笑。お前まだ好きって伝えてなかったのかよ笑」
あの日のことを簡潔に伝えた。
ヒーヒー言いながら海斗は笑い転げている。
「うるせぇー。」
チッと舌打ちをしながら睨んだ。
「ちょっ笑。活気がねぇーよ笑。伝えるタイミングなんていつでもあっただろ?愛し合ってる時とか笑」
「もしヤってる時に愛してるなんて言ったら、あ、こいつヤリモクなのかとか思いそうだろおおおお?」
「まあなー笑。じゃあ、いつ言うんだよ」
「俺なりに考えてるつーの!!」
「まあ、なんだ、拗れる前に伝えろよ」
分かってるつーの。
俺も何度か伝えようとしたが、尽くスルーされるか、勘違いしやがる。
はぁぁぁ〜と大きめの溜息をついて机へ項垂れた。
それを見ながら海斗は俺の頭をバシバシ叩いていた。
体勢を整えながら
「そーいや、お前は彼女とどうなんだよ」
「え?俺?俺は素直だから彼女と拗れたりしなーいの!ずっとラブラブだぜ」
俺とは違うんだと言わんばかりに頭をフルフル振って答えていた。