会長のお気に入りかよ‼-百花繚蘭-【完・番外編追加中】
一人で先に生徒会室に戻る。こーちゃんは正式に生徒会に入れた方がいいな。
いくら打たれ強いからからって、さっきみたいな目に遭わせたくない。
今は臨時の手伝いみたいな形にしているけど、正式に役職につけば、認める奴もいるだろう。
……反感を持ったままの奴もいるかもしれないけど、それはその時々に対応していくしかないかな――
「朝宮あぁああああああ‼」
「うわっ! なに⁉」
生徒会室に入るなり、目が血走った哀淋に襟首を掴まれた。
クールビューティーと評判の哀淋らしくなさすぎる態度に戸惑うしかない。
「哀淋⁉ なんだよどうした⁉」
「お前なあぁあああああああ!」
「まともな日本語喋って⁉」
哀淋は俺を締め上げて叫ぶだけで会話にならない。本気でどうした⁉
確か生徒会室には幹もいたはず――と、いつもの幹の席を見ると、片頬杖をついてスマホをいじっている幹がいた。
「幹⁉ 何これ何があった⁉」
「会長が蘭丸と出来上がった老夫婦みたいな空気かもしだしてたって話を蔦子姉ちゃんが聞いちゃったんですよ」