会長のお気に入りかよ‼-百花繚蘭-【完・番外編追加中】
「とりあえず、俺の兄に訊いてみます。兄もここの卒業生ですから、在校時から裏生徒会があったかだけでも知ることは出来るはずです」
「お兄さん、いくつ上?」
俺が幹に問うと、指を四本立てた。
「四つ上で、今は専門学校生です。兄は生徒会の関係ではなかったですけど、友達多くて顔広いんで、存在の有無くらいはわかると思います」
それはありがたい。
「そこは幹に任せる。ひとまず俺らがやることは――次から次へと来る仕事を捌くことだな!」
「……ええ」
「……ですよね」
俺の宣言に、哀淋とこーちゃんはげんなりした顔になった。
「そうだ。こー……蘭。俺らとしては正式に生徒会入ってほしいから、その辺り考えといて」
自分の席に戻ってパソコンを立ち上げながら言うと、こーちゃんは胡乱な目になった。
「……それって強制ですか?」
「いや? 任意」
強制で入れられるもんでもねえんだよな、生徒会。
「ならあんまり乗り気になれないんですが……」