会長のお気に入りかよ‼-百花繚蘭-【完・番外編追加中】
こーちゃんに訴えかけるように瞳を潤ませる哀淋。
……はっ! こいつ、えーと、あの……なんだっけ……びーえるの反対? 同義語? の、女子バージョンのやつなんじゃねえか⁉
しかし俺の心配も、こーちゃんは一蹴する。
「私は蔦子先輩の味方ですが、それは会長に反旗を翻したいがためなので、生徒会関係なかったら蔦子先輩は先輩の一人にすぎないですね」
……こーちゃん、優等生の仮面、七割くらい剥がれてね?
「蘭のドライなとこ、私好きよ」
そんでこのタイミングで愛の告白だと……⁉ やっぱり哀淋のやつ!
「おいあいり――」
「私、音々がいるんで蔦子先輩の愛には答えられません」
「そっちかよ‼」
こーちゃんもこーちゃんでややこしいな! つーかこいつら本気でどっちなんだ⁉
「なにようるさいわね朝宮」
「あのさ、蘭、哀淋……俺の精神衛生上訊いておきたいんだけど……」
「なんです?」
「なによ」
「……女性を好きになるタイプなのか? 二人とも……」
「ぶっ」