会長のお気に入りかよ‼-百花繚蘭-【完・番外編追加中】
……真剣に問うたのに幹が吹き出しやがった。
「「………」」
「なんで黙るんだよ二人して頼むから何か言って」
俺は両肘を机について手を組んで額を押し当てる。
「会長必死っすねー」
必死にもなるわ。
「幹。仕事増やされるのと押し付けられるのどっちがいい」
「う……どっちもいやデス……すんません」
わかってくれればいい。
「蔦子先輩百合なんですか?」
あ、そうだそれそれ。ゆりだったか。
胡乱に哀淋を見るこーちゃん。
哀淋は顔の前で手を振った。
「百合も読むけど私自身はノーマル」
……ノーマル? ……だめだ、哀淋の語彙についていけない……。
「会長、蔦子先輩に気でもあったんですか? そんな机に沈むほど落ち込まなくても」
「ねえよ」
落ち込んでもねえし気もねえよ。
そっちの会話についていけないだけだ。