会長のお気に入りかよ‼-百花繚蘭-【完・番外編追加中】
でも、大丈夫。俺はうまくやれているはずだ。
離婚以来母親は俺には一切興味がなく、自分の仕事一筋だ。
けど体面は気にしているようで高校受験のときは、ある程度レベルの高いところなら私立の高校でも構わないと言われた。
中学の一時期は、卒業と同時に家を出ることも考えたけど、蓄えもない状態でいきなり外へ飛び出すより、バイトOKの高校に進学してある程度貯めてから一人暮らしをした方が現実的だ、と中学の担任にアドバイスをもらった。
そこから担任と二人で考えて、出来るだけ長い時間バイトしたい、となると、バイト先は家から近い場所がいい、ならば、高校も近いところがいい。
そうしぼっていくと、一番近くて中堅よりは上のレベルの久遠学園に進学を決めたわけだ。
高校に入ってすぐに生徒会を志望した。
足を傷めているから運動部は無理で、文化部は午後練が毎日のところは少なく、休日の部活動も少ない。
家にいる時間を少しでも減らしたかった俺は、めちゃくちゃ忙しいと評判の生徒会へ入った。
最初の頃は先輩たちの指示についていくのが精いっぱいだったけど、夏ごろにもなれば、顧問の九条先生が教師としてなかなかいい先生だと感じたため、うちのことを明かしてバイトの許可をもらった。