君は無垢なフリをして───本当は野獣。
「《ん…》」
「あ!目が覚めた?架琉くん!」
私専用のベッドは160cmしかないから、架琉くんの体は収まりきってなくて。
少し窮屈そう。
「《あぁ?何で貧乳が居るんだよ…》」
…ねぇ、架琉くん。
そんなに嫌そうな顔しなくても…
「あ、あのね!架琉くんが気絶して放っておけないからってパパがね、連れてきたの!」
「《あぁー?連れてきたのってどこにだよ。》」
「あ、えと、私のお家。」
「《貧乳の家…?》」
起き上がると見回す。
「《…おもちゃ箱の間違いじゃねーの。》」
!!
酷い…
確かにぬいぐるみが多いけど。
ファンシー雑貨と呼ばれるものも多いけど。
だけど、ここは箱じゃなくて部屋なんですっ!