君は無垢なフリをして───本当は野獣。
「《神弥は遠藤の為にバイトして金貯めて。プレゼントを用意してた。けど遠藤は、最近神弥と過ごせてないってぼやいた。
だから…ほんのちょっと意地悪してやろうって…嘘ついたんだ。》」
八神 架琉にしては珍しく、シュンとして小さな子供の様。
「《ちょっと魔がさしただけだった。ずっと傍にいた俺よりも遠藤の方が神弥を元気にさせたから。……神弥を分かってるのは俺だって思ってたから悔しくて。
けど…俺にとってはちょっとでも、アイツには重大で。アイツ…神弥ファンの女に虐められてて、限界だったのに…俺が追い討ちをかけたんだ。》」
「追い討ちをかけたって…」
「《花菜さん。遠藤は、俺の言葉を真に受けて…自殺を図ったんだ。》」