君は無垢なフリをして───本当は野獣。
「桜くん?」
「うん、桜くん。花菜ちゃんはね、私たちの入学式で見掛けたその子に一目惚れしたの。で、その子が桜を纏って歩いてるように見えたからって言うから、私が桜くんってあだ名をつけたの。」
「その桜くんが…俺?」
「うん!」
「…っ…綾香!」
「花菜ちゃん、何で怒るのー?」
……綾香がわざと言ってるわけじゃないのは分かる。
けど、一目惚れした桜くんが中野 神弥だって。
綾香が分かってたのも驚きだけど、本人に言わなくても……
私だってまだ中野 神弥を本当に好きなのか分からないのに。
これじゃまるで、私が中野 神弥を好きって言ってるみたいじゃない…
「ふーん…」
え…?
何か今、凄く不機嫌になったように見えたんだけど…
「うん、桜くん。花菜ちゃんはね、私たちの入学式で見掛けたその子に一目惚れしたの。で、その子が桜を纏って歩いてるように見えたからって言うから、私が桜くんってあだ名をつけたの。」
「その桜くんが…俺?」
「うん!」
「…っ…綾香!」
「花菜ちゃん、何で怒るのー?」
……綾香がわざと言ってるわけじゃないのは分かる。
けど、一目惚れした桜くんが中野 神弥だって。
綾香が分かってたのも驚きだけど、本人に言わなくても……
私だってまだ中野 神弥を本当に好きなのか分からないのに。
これじゃまるで、私が中野 神弥を好きって言ってるみたいじゃない…
「ふーん…」
え…?
何か今、凄く不機嫌になったように見えたんだけど…