居酒屋ーーーキスをあげよう―――
この店の中では、饂飩もあり、此処の店はとても美味しいと評判で、行ってみる事にした―――。
あの日から、直樹も加わり、家族での運営はとても見ものである。カニに塩を掛けて、食べるのはどうだろう。秋刀魚やイクラやトロびんちょうもあり、菜月はその時の事を、思いだしていた。
山葵醤油の山芋もあり、大根のように切り、山芋を炒める。この二つも沢山、沢山、売れていた。
牛肉野菜をも作っており、大根と狸と豆腐と、肉大根-――。肉と大根をも作ってみたい――――。
大根はスープに入れると、とても美味しい筈で、菜月たちは、二号店をもだそうと、思っていた。
『―――いらっしゃいませ・・・ご注文は?』
泉直樹は真面目に働いてあり、イタリアからのお酒を、お客様に飲ませようと思い、必死に働いていた。グラッパはイタリアの酒で、蒸留酒であり、結構、美味しいらしい。
『―――本当・・・このお酒、美味しいわ・・・』
何処かのお客様に、お褒め頂き、彼等は『―――お気に召して、なによりです。』と笑っていた。
子供用のオレンジジュースも提供する事にし、アップルパイもあり、子供はジュースを飲んでいる。リンゴジュースと、ウーロン茶を、飲んでいる。此処が中国料理だったら、紹興酒を飲む。紹興酒は中国のお酒であり、彼女はそこの中国料理店に行きたい――-。そう思っており、彼女は陽介と行く事になり、真子と直樹が店を切り盛りすることになり、彼等は一応酔い止めを持たした。まだ、ベロベロに酔っ払ってくるのは、目に見えていた。

―――この・・・酒好きめ―――

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