ねえ、私を見て
一週間後。

その日は朝から雨だった。

「今日はまた強く降るわね。」

「そうね。」

オフィスの中で仕事をしている私も園子も、この時の雨は、雨音が強く感じられた。

お昼の時間になって、園子は困っていた。

「お昼食べに行かないの?」

「どうしようかな。お昼になったら、雨弱くなると思ってたんだよね。」

いつも外に食べに行っている園子も、この時だけは参っていたようだ。

「ああ!せめて30分だけでいいから、雨弱くなって!」

園子は、手を合わせて空に祈っている。

「通じるといいね。」

「通じなかったら、私は今日、お昼抜きよ。」


しばらくして、園子の想いが届いたのか、雨は弱くなった。
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