悪い優等生くんと、絶対秘密のお付き合い。
──────────


「なるほどねぇ、まさかあの無愛想野郎が……」


ぶ、無愛想野郎……。


運ばれてきたパンケーキを口にしつつ、漣くんとのことを全て話した。


「まあ、江川が海凪と近かったりしたら、やけに不機嫌になってたもんね。にしても、独占欲つよすぎ」


それは否定できない……。

江川くんはすずちゃんと両思いなのに、あんまり近づかないようにって何度も念押しされたし。


「で?
実際のところ、どこでイチャイチャしてんの?」


「えっ!?」


「教室はむりにしても、旧校舎の図書館とか、視聴覚室とかそこら辺?」


ズバリ、当たってるんですが……。

すずちゃん、エスパー!?


「校内だと限られてくるよねぇ。もしくは家とか?」

「い、家!?」


「なんでそこまで動揺?
もしかして……結構進んでる?」


その目がギラりと光った気がした。


「す、進んでるって、なに!?
わたしはキスまで……って、あ」
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