旦那様、離婚はいつにしましょうか~御曹司と清く正しい契約結婚~
 同級生たちの結婚ラッシュはもうピークを過ぎていて、未婚の友人も婚約者がいるケースが多い。

 亜美も彼氏とうまくいっていて、そろそろ結婚かもと話しているし、私もその流れに乗らなければと焦っているのだ。


 今、ケンカでもして別れてしまったら、すぐに新しい恋を始められる保証もない。

 そうすると完全に〝結婚適齢期〟を逃す羽目になる。

 だからか、隆二さんに対しては自然と遠慮がちになってしまう。


「趣味は……特にありません」


 なんてしらける回答だろうと、心の中で自分につっこみを入れた。

 せっかく相馬さんが盛り上げているのに。


「すみません」


 気まずくなって頭を下げると、相馬さんが口を開いた。


「大丈夫ですよ。皆さんの趣味をお聞きしておいて、私は言ってなかったですね。実は私も七瀬さんと同じです」

「えっ?」


 思わぬ発言に目も大きくなる。


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