再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~
思わず、愛莉ちゃんに近づいたら、菅原先生が阻止しようとした。


『どけよ、お前には関係ない!僕と愛莉ちゃんの問題だ』


『止めて下さい!坂井先生、しっかりして下さい!』


声を張り上げる2人。


『愛莉ちゃん、こんなやつと僕、どっちが好きなの?菅原先生に無理矢理付き合わされて、仕方なく一緒に住んでるんだよね?』


『…ち、ち、違います!私…私…』


僕は、息を飲んだ。


『私は…菅原先生が…瑞が好きです!坂井先生のことは…申し訳ありませんが、男性としては見れません』


え…


愛莉…ちゃん…


そんな…


『坂井先生。私も愛莉が好きです。先生以上に…愛莉を愛してます。すみませんが、私達のことはそっとしておいて下さい、お願いします』


『ちょっと待てよ。そんなこと言われても…僕には…理解出来ない』
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