再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~
新居の庭には、今日もたくさんの花が咲いてる。


ピンク、黄、赤、白…金魚草が可愛く花壇で泳いでる。


『行ってきます、今夜はカレーだよね。終わったらすぐ帰るから用意しておいて』


『はーい、美味しいの期待してて。自転車危ないから気をつけてね』


『お母さんも頑張って!』


笑顔で手を振る優希。


玄関をあけて中に入ったら、次は瑞が出て行くところだった。


『行ってきます』


『うん、頑張ってね。今日、カレーだよ』


『シーフードにして。楽しみにしてるから』


『はい、わかりました。気をつけてね』


『ああ、じゃあ行ってくる。あ…今度の休み、2人で出かけよう』


瑞はそう言って、優しくほっぺにキスをして、頭を撫でてくれた。


いつまでも若くはないってわかってる。


だけど…


あなたのキスは、私に安らぎと元気をくれる。


今日も1日、頑張ろう!って思えるんだ。


大好きな瑞…


あなたに出会って動き出した夢のような時間。


私は、瑞と一緒に、魔法にかかったみたいな素敵な時を刻んでこれた。


でも、私達の人生はまだまだこれから。


いつまでも隣で一緒に笑ってたい。


本当に…


大好き、愛してるよ。


これからも、どうぞよろしくお願いします。
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