黙って俺に守られてろ~クールな彼は過剰な庇護欲を隠しきれない~
こんな薄汚れた状態で、憧れの伊尾さんと初体験なんて絶対無理……っ!!
私が泣きながら激しく首を横に振ると、伊尾さんは小さく噴き出した。
「ほらな。だから、今日はやめておく」
くすくすと笑われ私は唇を噛む。
なんだかうまくあしらわれている気がする。
そう思っていると、伊尾さんは私の頭を引き寄せ、こつんと額をぶつけた。
「お前の居場所が分からなくなって必死に捜している間、気が気じゃなかった」
それまで楽し気だった伊尾さんの声が、低く切なくなる。
「お前になにかあったらどうしようと思うだけで、気が狂いそうだった」
「伊尾さん……」
「こんなことになるなら、素直に自分の気持ちをみとめて、お前に好きだって伝えればよかったって、ものすごく後悔した」
伊尾さんは苦し気な表情で私を見つめていた。
私が泣きながら激しく首を横に振ると、伊尾さんは小さく噴き出した。
「ほらな。だから、今日はやめておく」
くすくすと笑われ私は唇を噛む。
なんだかうまくあしらわれている気がする。
そう思っていると、伊尾さんは私の頭を引き寄せ、こつんと額をぶつけた。
「お前の居場所が分からなくなって必死に捜している間、気が気じゃなかった」
それまで楽し気だった伊尾さんの声が、低く切なくなる。
「お前になにかあったらどうしようと思うだけで、気が狂いそうだった」
「伊尾さん……」
「こんなことになるなら、素直に自分の気持ちをみとめて、お前に好きだって伝えればよかったって、ものすごく後悔した」
伊尾さんは苦し気な表情で私を見つめていた。